OriHime(オリヒメ)事業

分身ロボット
「OriHime(オリヒメ)」
って?

OriHime(オリヒメ)は分身ロボット。
病気や障がい、あるいは距離によって行きたい所に行きたくても行けない人のためのもう一つの身体、それが「OriHime」

OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されていて、学校や会社、自宅など行きたい所にOriHimeを置く。
OriHimeを操作する人は、例えばベッドの上や出張先からインターネットを通してタブレットやスマートフォンで遠隔操作する。
OriHimeを操作することで、周囲を見渡したり、周りの人と「あたかも操作している人がそこにいるかのように」会話ができる。
どんなに離れていても入院していても家族や友人との日常の時間を提供するOriHimeは「人と人をつなぐロボット」

意思伝達装置
「OriHime eye(オリヒメ アイ)」
って?

OriHime eyeは意思伝達装置。
病気や障がいによって体を動かすことや話すことが難しい方が周囲の人とのコミュニケーションツールとして活用されている「透明文字盤」をデジタル化したもの。

視線入力装置やスイッチを使って文字を入力し、読み上げることができる。
介助者を必要としない OriHime eye は、自分の意志を視線で入力し周囲の人との会話を楽しめる。
さらに、分身ロボットOriHimeをつなぐことにより、病気や障がいによって表情を出すことができない方もOriHimeを視線で操作することで、より豊かなコミュニケーションが可能となる。

OriHimeとOriHime eyeの活用について

OriHimeの活用

1.米子市立就将小学校

〇2017年9月、つなぐプロジェクトによりOriHime1台月が導入される
〇就将小学校にOriHime。鳥取大学医学部附属病院にある院内学級にOriHimeを操作するiPadを設置
〇活用方法
・就将小学校で行われいる生徒と同学年のクラスの授業に院内学級の生徒がOriHimeで授業に参加する
・休憩時間の交流
・退院前の前籍校との交流を行うことにより復学への不安の解消を図る
〇2018年4月、つなぐプロジェクトにより2台導入
〇1台は前年度同様、院内学級との授業や休憩時間の交流、前籍校との交流
〇1台は不登校傾向の生徒達の活用

※米子市立就将小学校は、公益財団法人ちゅうでん教育振興財団 2018年度第17回ちゅうでん教育大賞で上村一也校長による論文が教育大賞を受賞されています。
活用法と今後の可能性について書かれているものです。その論文は公益財団法人ちゅうでん教育振興財のHPで紹介されておりますので、URLをご紹介いたします。
http://www.chuden-edu.or.jp/oubo/oubo2/kekka2018/pdf/main2018-01.pdf

OriHime, OriHime eyeの活用

2.鳥取県立鳥取養護学校

〇2017年9月、つなぐプロジェクトによりOriHime1台、OriHime eye1台が導入される
〇小・中・高等部でシェア
〇活用方法
・OriHime
 高等部。病気の状態により登校して1〜2校時の授業に参加できない
 1〜2校時の授業参加を可能にするため、指定の時間にクラスにOriHime、自宅にiPad。遠隔にて授業に参加
・OriHime eye
 小学部。四肢の麻痺が強く発声が困難
 視線入力の訓練から開始。視線でパソコンが操作できたり、分身ロボットを動かしたりする経験は生徒にとって新鮮であり、取り組む意欲にもつながっている
 文字盤の使用は、生徒の認知的な発達を促す学習を平行して行うことが重要で、継続的な取り組みを行っている

 中学部。四肢の麻痺が強く発声が不明瞭。視線入力操作をすぐに理解し、意欲的に取り組む
 日常的に眼球を長時間動かし続けることがないためか、長時間の使用になると疲れを感じる。生徒の体調に合わせ短時間からはじめ継続的な活用ができるよう取り組んでいる


OriHime, OriHime eyeの活用

3.鳥取県立皆生養護学校

〇2017年9月、つなぐプロジェクトによりOriHime1台、OriHime eye1台が導入される
〇小・中・高等部でシェア
〇活用方法
・OriHime
 小学部。感染によるリスクが高く外出が困難なため訪問教育を実施。学校が好きで、友達との学習をとても楽しみにしている
 クラスや学校の行事が行われている場所にOriHime。自宅にiPad。導入前は動画でクラスの友達、教員、行事の様子を見ていた
 導入後はリアルタイムで友達と会話を楽しみ、授業や行事に参加することで生徒の経験となり理解につながっている

 中学部。四肢や眼球のかすかな動きがあり、人工呼吸器を使用。移動距離による負担を考慮し訪問教育を中心に自立活動中心に学習
 iPadから行事などを行っている会場の音声が伝わってくると画面に視線を移し、普段の音環境以外の刺激が興味関心を広げることにつながっている
 生徒はエアバックを使った入力デバイスの使用を練習しており、将来性を考えるとOriHimeによる社会参加を目指すことができると考えられている

 高等部。肢体不自由と病弱の学校は感染症が流行する時期に別教室で学習せざる得ない状況が起きる
 OriHimeを使用することで、空間は分かれるが日常の生活と同じ感覚でクラスメイトと学習や休憩時間を過ごすことができ、生徒の心理的な不安やストレスの軽減につながると考えられている。

OriHime(オリヒメ)との出会い

OriHimeとの出会い

鳥取県内にOriHimeとOriHime eyeを初導入した、日本財団の助成団体である「つなぐプロジェクト」のサポートをさせていただくようになったことがきっかけでした。
つなぐプロジェクトと一緒に、導入校や子ども達そのご家族のもとでサポートをさせていただくと、OriHimeで友達とつながりコミュニケーションができる喜びから生まれるたくさんの笑顔に出会いました。
その笑顔は紛れもなくOriHimeが笑顔の扉を開けたものでした。

病気や障がいを持つ方やそのご家族との出会い、そして、つなぐプロジェクトの「一人でも多くの方々がOriHimeやOriHime eyeと出会い、社会とつながっていただきたい。より細かいサポートを届けたい」という想いに共感し、どなたでもOriHimeやOriHime eyeでつながる喜びを感じていただくための細かなサポートを一人でも多くお届けしたいという思いから、オリィ研究所の正規代理店として事業を設立いたしました。

コラボレーション・コンサルティングにお越しいただきますと、OriHimeやOriHime eyeを気軽に体験していただけます。
また県内外を問わず、ご自宅や勤務場所など活用されたい場所や講習会などの場にも伺っております。
ぜひ皆さま、お気軽にお問い合わせくださいませ。
皆さまのお声がけ、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。